奄美の美しい自然と独特の文化を感じながら走る「奄美ヨーリヨーリラン100km」に参加してきました。青い海や緑豊かな山々に囲まれたコースとエイドが魅力的。
本記事では、実際に走って感じたコースの特徴や大会の雰囲気をリアルな体験をもとに詳しくレビューしていきます。
奄美ヨーリヨーリラン2026

大会概要
- 開催地: 奄美大島
- 開催日程: 2026/2/1(日)
- 募集人数: 100km 300人, 50km 200人
- 制限時間: 100km 15時間30分, 50km 8時間30分
- 費用: 100km ¥18,000,50km ¥12,000
- エントリー: スポーツエントリー
- 受付: ばしゃ山村プールサイド「シーバナ」(受付は大会前日のみ)
※誓約書の提出があります。事前記載ですが、現地でも記入可能です。 - スタート・ゴール: ばしゃ山村
- 参加賞: 黒糖焼酎、手拭い
- 完走賞: なし
気候
奄美大島の過去の天気を以下に示します。例年、20℃近くまで気温は上昇します。2026年だけ気温が低かったです。
服装は夏にランニングする格好と同じで概ね大丈夫です。必携品にレインウェアがあるので温度調節は可能でしょう。
| 開催年 | 最高気温 | 最低気温 |
| 2024 | 24.7 ℃ | 18.2 ℃ |
| 2025 | 17.8 ℃ | 16.0 ℃ |
| 2026 | 15.9 ℃ | 11.3 ℃ |

2026年は奄美地方の人も寒いと感じる珍しい気候でした。しかし走っていればちょうどいい気候。夕方以降は必携品の雨具で防寒すれば問題ありませんでした。
参加賞
参加賞は黒糖焼酎ミニボトルと手ぬぐいでした。黒糖焼酎が飲めない人用の参加賞もありましたが覚えていません。(黒糖のお菓子だった気が…)

完走率
100kmの完走率は8割以上です。制限時間が長いのと、最終関門を越えられればゴールするまで待っててもらえるようです。最後のランナーは16時間でしたがゴールとして認められていそうです。
必携品
冬に行われる大会のため下記の必携品があります。特にライトは持っていないと失格になることがありますので注意してください。
- 前方・後方ライト(必ず前後つけてください)
- 雨具
- スマートフォン
- マイカップ
スタート・ゴール会場
スタート・ゴール会場はばしゃ山村です。スタート会場のトイレ、更衣室、荷物預け、整列ブロック、アクセス方法、ゴール後の流れについて解説します。
トイレ
トイレはばしゃ山村のレストランのトイレのみだったと思います。参加人数が少なく行列になることはありませんでした。
手荷物預け・更衣室
ばしゃ山村プールサイド「シーバナ」で荷物を預けられます。受付で袋とゼッケンNo.の紙が入っています。
更衣室はありません。ばしゃ山村内に入浴施設(参加者¥300)があるので、完走後はお風呂に入って着替えてください。

私は、ゴールが遅くなったので同行者に即宿泊施設まで連れて帰られました。(温泉入りたかった)
整列ブロック
参加人数が少ないため、ブロック指定はありません。スタート付近にスタートまでに集まればOKです。
アクセス
奄美空港から車で約10分
名瀬市内からは約40分
ばしゃ山村は宿泊施設なので会場に宿泊する事も可能です。レンタカーを使用する方は、エントリー時に駐車場の申し込みをお忘れなく。
ゴール後の流れ
- 計測タグ返却
- 荷物・カレー(予約制)の受け取り
- 着替えもしくは宿へ
ゴールが遅くなりそうなら事前予約のカレーを申し込んでおきましょう。近隣には食事できる場所がありません。

カレーはとても美味しかったです!量も適量でした。
(疲れすぎて写真忘れました)
コース&エイド情報

累積標高
累積標高は1,149m(Polar Pacerで測定)です。細かいアップダウンが多くフラット区間が非常に少ないです。アップダウンは急でもなく緩やかで短い坂ばかりですので走りやすいと思います。
※スタートから1kmはうまくGPSが起動せず、99km分の高低表です。

コース解説
本記事のコース解説はウルトラマラソンのものです。
スタートからいきなり緩やかな坂です。その後、14kmのあやまる公園までは緩やかなアップダウンはありますが下り基調+フラットで非常に走りやすいです。空港前を通るため、道路は綺麗に舗装されています。
公園からダムに向かってはたまにきつい坂はありますがフラット基調です。(細かいアップダウンは健在)
ダムの周辺は道路が整備され走りやすい道です。
ダムから笹利岬までは海岸線をずっと北上していきます。途中、スライド区間があるのでエールを送りながら走れます。その後、CP2がある展望公園までは少し急な坂を1〜2km走ります。ただし、走れない坂ではありません。ちょっと急だけど…
40kmから60kmまでは緩やかなアップダウンが繰り返されます。50kmでスタート地点に戻るコースなので気持ち的にも走りやすいです。ただし、スタート地点に戻ってきた時はDNFしたくなるくらいのもてなしを受けます。(ここで荷物を入れ替えることが可能)
63kmから本茶峠に入ります。高低表では急に見えますが、走れる傾斜の坂です。時間に余裕があれば歩き倒してもOKです。峠を下ると78km地点のCP6エイドが見えてきます。(ここのトイレは老健施設のためマスク着用+シューズ履き替えです)
CP6〜7は海岸線をずっと走ります。非常に風が強く夕方になるので寒くなってくると思います。コースの起伏より天候に体調が左右される区間です。また、この海岸線でクジラが見れる事もあります。景色を見ながら走ってみてください。
CP7〜ゴールは一度通ったことのあるコースを戻るだけです。大きな坂もなく走りやすいですが、非常に暗いです。一部、街灯が全くない地域を通るのでライトの着用を必ずしましょう。
エイド情報
奄美ヨーリヨーリのエイドは汁物が豪華です。また解禁されたばかりの奄美名物の「タンカン」が提供されています。奄美名物がマラソンを走れば食べられるようになっています。さらにどれも美味しいです。












塩豚スープが絶品!ジェラートもタンカンも全て美味しいです。今まで参加した中でも一番エイドがよかった気がします。
いいところと悪いところ
参加してみてわかった奄美ヨーリヨーリランのいいところと悪いところを解説します。
いいところ
- エイドが豪華
- ホスピタリティに溢れている
- 景色がいい
エイドが豪華
エイド情報でもお伝えしたように、エイドが非常に豪華です。2月の大会のた南の島ですが気温は15〜20度で風が吹くと少し肌寒く、日が暮れるとさらに気温は下がります。
その中の、暖かい汁物の提供は非常に沁みました。また汁物と一緒に小さなおにぎりの提供もあるためエネルギー補給も可能です。

汁物も美味しいけどタンカンは味わって欲しい!オレンジとみかんの間って感じで奄美地方でしか食べられないフルーツです。
ホスピタリティに溢れている
応援はないですが、各エイド、スタートゴール地点のボランティアの方々がとても優しく、「ゆっくり走りなよー」、「楽しんでねー」と声をかけてくれるのでとても気持ちよく走れました。
オールスポーツの代わりにスタッフが各地で写真を撮影してくれて、HPに無料でアップしていただけます。(とてもありがたい!)
景色がいい


奄美の海、山が堪能できます。朝の海岸線では綺麗な朝日が見れて、常に綺麗な海を見ながら走ることができます。
中盤では急に峠越えで一切海は見えませんが山の空気感を味わうことができます。
後半の海岸線では運がいいとクジラが潮を吹いたり、ジャンプするところが見れます。
悪いところ
運営の気配りが非常によく、前夜祭からレース中、ゴール後の食事提供まで選手が困ることがないようにしてくれています。
レース前にはブリーフィングもあり注意事項がわかるようにしてくれています。
強いて言えば、コース上にスタッフがいないためロストする可能性がある。ことくらいですが、ちゃんとコース案内もあるし、GPXが配布されているためランニングウォッチなどを使用すれば大丈夫です。
地元の運営が非常にいいため悪いところがないなと思いました。
奄美の自然とグルメを満喫 奄美ヨーリヨーリラン
奄美ヨーリヨーリラン100kmは、自然・コース・大会の温かさすべてが揃った魅力的なウルトラマラソンです。奄美大島の観光も兼ねて参加するのはいかがでしょうか?
本記事を参考にしながら、万全の準備でぜひ挑戦してみてください。


