南国・沖縄の大自然を舞台に開催された「沖縄100Kウルトラマラソン2025」。沖縄の空気を感じながら南部地域を駆け抜ける100km。コースも初心者向けで気候もよく走りやすくエイドは豊富な魅力いっぱいの大会。本記事では、実際に参加して感じたコースの特徴や暑さ対策、エイドの様子、完走に向けたポイントをリアルな体験をもとに詳しくレビューします。
沖縄100Kウルトラマラソン2025

大会概要
- 開催地: 沖縄県与那原町、南城市、八重瀬町、糸満市
- 開催日程: 2025/12/21(日)
- 募集人数: 100km 1,150人, 50km 350人
- 制限時間: 100km 14時間, 50km 8時間
- 費用: 100km ¥21,500,50km ¥11,000
- エントリー: RUNNET(2025年度は7/1〜10/31)
- 受付: 前日:琉球新報社1F広場, 当日:与那古浜公園(100km)
- スタート・ゴール:与那古浜公園(沖縄県島尻郡与那原町)
- 参加賞: Tシャツ(希望者のみ)、エナジージェル
- 完走賞: 完走メダル
気候
過去3回の開催日の天気は下記の通りです。12月ですが沖縄という土地柄かなり暖かくウルトラを走るのに最適な気温です。
| 開催年 | 最高気温 | 最低気温 |
| 2023 | 16.7 ℃ | 14.0 ℃ |
| 2024 | 19.2 ℃ | 15.6 ℃ |
| 2025 | 22.5 ℃ | 19.4 ℃ |

2025年はスタートから雨〜曇りでしたが、沖縄という土地柄で寒くはなく逆に蒸し暑いくらいでした。途中で陽もでてきて暑く感じる場面もあったので半袖短パンでOKです。
参加賞
参加賞は有料の参加TシャツとWINZONEのエナジージェルでした。参加Tシャツはエントリー時に申し込んでる方のみ同封されています。

事前配布物にはデポバッグとゼッケン2枚も入っていました。
完走賞
完走賞は完走メダルとトートバッグです。完走メダルは沖縄文化の象徴である「やちむん」(伝統工芸陶器)でできています。
トートバッグはA4サイズが入る大きさで生地もしっかりしています。デザインも可愛いので使いやすい完走賞です。



トートバッグもメダルも可愛い!普段使いしやすいデザインです
完走率
完走率はスタート人数に対して69%とウルトラマラソンの中では高いです。走りやすいコースと充実したエイドと気候により高くなっていると思われます。


完走率は70%弱とウルトラの中でも高いです。ウルトラ初心者におすすめです。
スタート・ゴール会場
スタート会場は与那古浜公園です。会場のトイレ、更衣室、荷物預け、整列ブロック、アクセス方法について解説します。
トイレ
トイレは仮設トイレと公園のトイレが使用できました。仮設トイレはスタート地点から少し遠かったのと当日雨が降っていたので利用者は少なく待ち時間なしで使用できました。
手荷物預け・更衣室

手荷物預けと更衣室はテントが張られていました。ゼッケンNo.順に預けるためスムーズに預けられます。タグをつけて預けるためサイズの制限はありませんでした
ドロップバッグも同じ場所での受付です。
更衣室も手荷物預けと同じ並びにあり看板が立っているのでわかりやすかったです。
整列ブロック

完走予想タイム順にスタートエリアに案内されます。自己申告制です。
アクセス
那覇市内から車で30分です。早朝のため公共交通機関が動いていないため、レンタカーもしくはシャトルバス(有料)を利用しましょう。
シャトルバスは、県庁前・おもろまち駅・旭橋駅から出ています。料金は往復¥3,000でした。モシコムで事前申し込みでした。
ゴール後の流れ
- 完走メダル・バッグ受け取り
- 沖縄そばの提供
- 荷物の受け取り
- 着替え
計測タグは返却しなくても大丈夫なタイプです。
完走後はメダルと完走バッグの受け取りのみです。受け取り後に沖縄そばの無料提供があります。

質素な沖縄そばに見えますが、完走タイムが遅く具材が売り切れてしまったそうです。速い方はちゃんと具材が載っていたそうです。
コース&エイド情報

累積標高
累積標高は993mと100kmウルトラの中では低いです。ところどころ走れない坂はありますが、距離が200〜500mと短いので歩いても問題ありません。その他の坂は走れるレベルの傾斜です。

コース解説
本記事のコース解説は100kmのものです。
序盤は与那原町から南城市に市街地を通って向かっていきます。10km超えたあたりからさとうきび畑を通過して海岸線沿いを走っていきます。かなり海が近いので沖縄の海を見ながら朝の海岸線をランニングする感じでかなり気持ちがいいです。
一部序盤もキツい坂がありますが、距離は短く傾斜がきついので歩いて体力温存するランナーが多かったです。前半は左手に海とさとうきび畑を見ながら軽いアップダウンを繰り返して進んでいきます。どこも緩やかな坂なので走りやすいコースです。
少し歩道の舗装が荒いのとポールが立っているので走る際には気をつけてください。
糸満市に入ってくると海がかなり綺麗に見えるポイントに入ってきます。ここは平坦なのでかなり走りやすいです。景色がとてもいいので景色を楽しみながら走ると50km手前でも気持ちよく走れます。



2025年大会は雨・曇りだったので景色はイマイチでしたが本州で見る海とは違ってテンションが上がりました
50kmの糸満市役所はデポバックも置いてある大エイドです。休憩ポイントも多く設けられているので後半戦に向けて気持ちを切り替えるのに最適!デポの受け取りも非常にスムーズでした。
沖縄ウルトラマラソンは後半のコースがきついです。70km手前までは前半と同じコースを走ります。
75〜83kmまでは大会一番の坂です。ただし、長いだけで走れない坂ではないため余力があるなら走ることもできます。歩きと走りを混ぜながら行くと完走率UP!

事前情報ではかなりの坂だと聞いていましたが、実際にたどり着くと意外と走れる坂でした。いけるなら走ってしまいましょう!
坂を越えると急なくだりですがここが絶景ポイントのニライカナイ橋です。(ここが最後の絶景ポイント)急だけど景色がいいの気持ちよく走れると思います。実際、すごく気持ちよく降り切れました。
下り切るとゴールまではほぼ平坦です。街の中にも入ってくるので信号も増え止まる時間が長くなるの要注意です。最後は海岸線を2km走って会場に向かいます。じゃやい時間だとここも景色のいいポイントかもしれませんが私は日が暮れてからだったので何も見えずでした。

全体的に非常に走りやすく沖縄を感じられるので毎年出てもいいかも!と思っています
エイド情報

エイドはかなり豊富です。スパムおにぎり、沖縄そば、サーターアンダギー、もずくスープ、黒糖など沖縄名物がかなり多く提供されます。
給水にはさんぴん茶が必ずあり口をサッパリさせるのにとても重宝しました。
エナジージェルなどを持たずに走っても大丈夫なレベルで提供されます。









エイドはめちゃくちゃ良かったです。美味しいし量もあってエネルギー切れにはならない品揃えでした。
攻略法
沖縄100Kウルトラマラソンを攻略するためのポイントは1つ。「暑さ対策」です。
- 暑さ対策
本州の住んでいると12月はすでに冬の装い。真夏にいくら練習しても暑さ耐性は無くなっています。塩ジェルや塩タブレットは少し持って行ったほうがいいかもしれません。

2025年大会は雨も降り湿度+気温が高かったので脱水対策は必要のように感じました。
いいところと悪いところ
参加してみてわかった沖縄100Kウルトラマラソンのいいところと悪いところを解説します。
いいところ
- アクセスがいい
- 気候がいい
- エイドが豊富
アクセスがいい
那覇市中心部からは当日の早朝にシャトルバスが出ています。往復3000円と良心的な値段のため利用しやすいです。予約制なので要注意!

シャトルバスのおかげで国際通り付近にホテルが取れて観光もできてよかったです。
気候がいい
12月開催だけど沖縄という立地のおかげで寒さ対策をせず出走することができます。例年20度前後のためウルトラマラソンには最適な気温でしょう。
エイドが豊富
エイド情報でも紹介したようにエイドはかなり豊富です。売り切れることもほぼなく提供されていました。
悪いところ
- コースが往復で同じ箇所が多い
コースが往復で同じ箇所が多い
スライド区間が長いのはいいのですが、同じ景色ばかりなので他のウルトラマラソンに比べ変化が少ないコース設定です。

それでもスライド区間でエールを送りあったりできるのは元気が出て走りやすいです
初心者にもおすすめ!沖縄ウルトラマラソン
この記事では沖縄100Kウルトラマラソンの参加レビューをお伝えしました。気候、景色、沖縄という雰囲気、エイド、コースの難易度と初心者でもとても走りやすいウルトラマラソンです。旅行ついでに沖縄南部を駆け抜けるのはいかがでしょう。


