冬や寒暖差が激しいとき、長時間走るときに時間が経つと自分の汗が冷えてウェアが冷たくなり汗冷えを起こした経験はないでしょうか?特にレース中の汗冷えは体力を奪うとともに、パフォーマンスを落としてしまいます。また汗冷えは風邪をひくなどの体調不良を引き起こすこともあります。
この記事では、汗冷えを防ぐ「アンダーウェア」を紹介します。この記事を読むと、アンダーシャツを着用する理由とアンダーウェアを扱っているブランドや購入金額や各商品の特徴がわかります。
- アンダーウェアを着用する理由
- ブランドと値段
- 各商品の口コミ
アンダーシャツを着用する理由
アンダーシャツを着る理由は、汗を肌に残さないこと!
汗は上がった体温を下げますが、肌に残り続けると必要以上に体温を奪っていきます。肌から汗を逃すためにTシャツの下にアンダーシャツを着用することで、汗を即座にTシャツへ移してくれます。
また、汗でぬれたTシャツが肌へ着くのを防いでくれます。
特に寒暖差の激しい時期や土地、長時間にわたるアクティビティを行うときにはアンダーシャツが必須になります。
- 登山・トレッキング
- 真冬のランニング・トレイルランニング
- ロングランニング
- 自転車
- アウトドアアクティビティ全般
おすすめアンダーシャツ
今回紹介するアンダーシャツはコンプレッション(着圧)機能のない、汗冷え予防用を紹介します。おすすめのブランドは「Millet(ミレー)」と「finetrack(ファイントラック)」です。それぞれのブランドからこれを買っておけば間違いなし!のものを紹介します。
Millet(ミレー)
フランス発のアウトドアブランド
登山用のアウトドアウェアやリュックを主に扱っています。フランスらしい洗練されたデザインかつ機能的な製品が豊富なブランドです。
ドライナミックメッシュ ¥5,060~6,160 スポーツ用‼

ドライナミックメッシュは大きなメッシュが特徴。このメッシュの粗さと生地の厚みの絶妙なバランスでスポーツ中の汗を処理してくれます。スポーツに特化しているアンダーウェアです。
疎水性に優れ、熱伝導率の低いポリプロピレンをベースに、かさ高メッシュで編み上げることで肌面の汗を素早く吸収し、上位のベースレイヤーに拡散します。さらに汗を吸ったベースレイヤーはメッシュの厚みによって肌から遠ざけられ、肌面の冷えを防ぎ、ドライ感を保ちます。
Millet公式OnlineShopより
- 汗の不快感がなくなった・べたつかない
- 保温性もあるため夏は若干暑く、冬は暖かい
- 汗冷えに効果がある
- アミアミのあとが体につく
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ドライナミックメッシュタンクトップ(ブラカップ付き) ¥5,830 女性におすすめ‼

前述したドライナミックメッシュタンクトップのブラカップ付きバージョンです。ブラとアンダーシャツを1枚で済ませたい人にはおすすめです。袖の長さは「半袖」と「長袖」があります。
サイズ展開が4種類と豊富にあるため、バストサイズが合うか確認してから購入してください。

- 汗も匂いも気にならなかった
- ブラのホールド感はない
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ドライナミックスルー ¥3,960~4,290 日常~アクティビティ

日常使いからアウトドアまで常時使えるアンダーウェア。メッシュも大きすぎず、フィット感がしっかりしており年中使える優れもの!とりあえずアンダーウェアが1枚ほしい方にはピッタリな商品です。
大きめながら目立ちにくい網目と微細な立体メッシュ構造によって、空気の流れを妨げず抜群のドライ感を実現。汗をかいたときでも肌離れがよく、ベタつき感を軽減しながら効果的に汗を外側に発散させます。
Millet公式OnlineShopより
- 肌触りがいい
- 見た目が恥ずかしくない
- 普段使いできる
- サイズ選択に注意!表記よりワンサイズ下を選択したほうがいい
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スポーツだけで使うならメッシュを選択、日常使いやとりあえずアンダーウェアを試したい方はスルーを選択するといいでしょう。
Finetrack(ファイントラック)
日本発のアウトドアブランド
アウトドアスポーツにおける考えられる危機的状況を回避するための道具やウェアを開発しているブランド。特にウェアは機能重視かつシンプルなデザインで誰でも使えるようになっています。
ドライレイヤーベーシック ¥4,180~4,950 定番‼︎

ドライレイヤーシリーズの定番。独自の撥水技術によって、汗は瞬時に肌から離れます。肌をドライに保つことで汗冷えを防ぎます。
- 肌触りがいい
- 着脱が簡単で違和感がない
- 軽い
- 伸縮性がないため体形によってはワンサイズ大きいものを買ったほうがいい
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ドライレイヤークール ¥5,390~6,600 暑い日におすすめ‼︎

ドライレイヤーベーシックの機能に冷涼感がプラスされたシリーズ。生地は極薄のため真夏のような暑い日のランニングやトレイルランニングにおすすめです。
- 汗をかいてもすぐに乾く
- 生地が薄くて涼しい
- 新作は汗の抜けが悪い
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ドライレイヤーウォーム ¥5,390~6,600 寒い日にお勧め‼︎

ドライレイヤーベーシックの生地が厚手になり保温性を高めたシリーズ。冬のアクティビティや秋以降の山向き。
ロングセラーだったアクティブスキン®シリーズの後継として、さらに高いレベルの温かさと着心地のよさを追求。かさ高ニットメッシュ構造によって空気層を保持しやすいため、レイヤリング時の保温性を向上させ、スキンメッシュ®の1.5倍の保温性を実現しています。また繊維1本1本の再設計により生地の肌当たりが柔らかく、長期山行にも着用ストレスが少なく、快適な着心地が続きます。抗菌防臭や、静電気を抑制する機能も備えています。
公式HPより
- 暖かく汗冷えしない
- マイナス15度でも汗冷えを感じなかった
- あまり汗を吸収しない
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ドライレイヤーブラタンク ¥6,985~8,910 女性におすすめ‼︎

ドライレイヤーにブラカップがついたモデルです。ソフトなブラカップがついているので、スポーツブラを別に購入しなくてもよくなっています。前述したベーシック、クール、ウォームすべてのモデルで展開されています。ブラのサイズは選択できないので注意が必要です。
- 汗冷えしない
- ブラのサポート感はなくさらしを巻いているような感じ
- ブラが擦れる
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サイズの選び方
アンダーウェアは、皮膚についた汗を即座に吸収し汗冷えを防ぐため肌にピッタリとするサイズを選びましょう。アンダーウェアが肌から離れすぎると、逆に汗冷えのもとになってしまいます。

FinetrackのレディースMを購入しましたが若干緩かったのでワンサイズ下げても良かったかなと感じています。(158cm 普通体型)
メリット・デメリット
アンダーウェアを着用することのメリット・デメリットを解説します。
メリット
- 汗冷えを防げる
- ウェアと皮膚の擦れを防ぐことができる
アンダーウェアを着用する最大のメリットは汗冷え防止です。汗冷えはパフォーマンスに大きな影響を与えます。1枚着用して防げるのは大きなメリットです。
アンダーウェアは皮膚に接するように着用します。とくに女性はスポーツブラの擦れに悩んでいるランナーも多くいるでしょう。距離が長くなればなるほど、擦れるリスクは上がります。ワセリンなどで対策しても限界がありますが、アンダーウェアが皮膚とブラの間にあるだけで擦れにくくなります。
デメリット
- 真夏は暑く感じる
- (ブラカップ付きのみ)バストのホールド感がない
デメリットは1枚追加で着用することになるのため、真夏は暑いと感じるようです。ロードランニングの場合は着用しなくてもいいですが、長時間のトレランや登山では念の為着用しておくといいでしょう。
ブラカップ付きはバストのホールド感が弱いため、バスト崩れを起こす可能性があります。バストのことを考えるなら専用のスポーツブラを使用したほうがいいでしょう。
アンダーウェアは1枚は持っていて損なし!
この記事では、ランニングをはじめとするアウトドアで使用できるアンダーシャツを紹介しました。アンダーシャツはウェア擦れや汗冷えを防ぎます。長時間のアクティビティをおこなうときのために1枚持っていると安心でしょう。