股関節唇損傷から後遺症もほぼなく復帰した とも です。
復帰後マラソンのタイムは1時間短縮を実現。
前回、リハビリ後に手術をするかどうかを再評価することになった私がどうしたのか。今回はお伝えします。
結果的に手術しました!
この記事は筆者の体験談となります。同じ疾患で悩んでいる、手術を控えて不安な方の気持ちが少しでも和らげばと思い記事にしています。
術前リハビリ
股関節唇損傷は診断後、即手術にはなりません。まずは、リハビリをしてその結果と患者のライフスタイルに応じて手術か保存療法か決まります。
そしてはじめのリハビリは、受診した病院が遠方+仕事との都合がつかないという事で、自宅で行う事になりました。(病院でのリハビリも可能だそうです)
リハビリ内容はA4用紙3枚にびっしりと書かれていました。簡単に内容を紹介します。
腸腰筋のストレッチや体幹&お尻の筋トレをし、股関節周りを強化するプログラムが与えられました。
このプログラムがきつい!!そして、痩せる!
筋トレとストレッチを続ける事が重要だと思います。リハビリプログラムを最終的に手術直前まで続けました。
手術への決心
診察では自宅でのリハビリ結果を確認します。可動域チェックや日常生活への影響など…
私は、リハビリにより若干良くなっていましたが競技復帰には至らず…
主治医から手術の基準を聞き判断することとしました。下に主治医から聞いた基準を紹介します。(2015年時点の情報です)
趣味でマラソンをしているだけですが、スポーツを続けたい気持ちが強く、主治医もスポーツすることに否定的ではなかったため手術の道を選びました。
手術は自身のライフスタイルと怪我の具合と相談して決定していくといいと思います。
手術の説明ではリスクも含めてお話があります。(覚えている範囲です)
手術に対しての質問は説明の時に受けるとより良いでしょう。もちろん気になったら聞けるタイミングで聞いて納得して手術することをおすすめします。
手術
手術前日から入院になります。私が手術を受けた時の日程を紹介します。
手術日程
- 手術前日:麻酔科受診のみ
- 手術日:9:00〜12:30 手術
- 前日夕飯後から絶食、当日朝6時〜術後8時間 絶飲食
- 術翌日〜 リハビリ開始
- ただし点滴が術後3日間あるため尿管カテーテルが入っています
- 術後3週間まで入院
術後は基本的に足を動かしてはいけないだけで、食べ物の制限や行動に制限はありません。ただ動くのが大変なので、ほとんどの時間をベットで過ごします。(入院グッズに暇を潰せるものは必須!!)
痛みや後遺症
私が経験した痛みと後遺症について紹介します。
痛み
- 術直後〜1日:鈍痛(点滴の痛み止めでコントロール可)
- 1週間までは飲み薬の痛み止めでコントロール可
- それ以降痛みゼロ
後遺症
- 大腿部側面の痺れ←現在も残存
- 股間の痺れ
痛みは苦痛なほど痛いとは感じませんでした。
後遺症の痺れは、術後より良くなっていますが現在も残存しており、感覚は鈍いままです。
股間の痺れは1週間程度で改善しました。どちらも手術の体位や股関節鏡の影響だそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?術前リハビリから手術までを紹介しました。
手術後のエピソードを中心に紹介しましたが、手術には覚悟か必要です。
術後は生活が不自由にもなりますし、痛みも伴います。知って挑むのと、知らずに挑むのでは気持ちの持ち方が違うと思うので、参考にしていただければと思います。
治ると信じて治療に取り組みましょう!!
コメント
はじめまして。
私も2月に股関節鏡の手術をし、3ヶ月経ったのでこれからのことについて調べていました。
私は術後翌日から歩行OK、1週間後には杖なしで退院したので病院によって様々なんだなぁーと思いました。
やっと安定期を過ぎたのでスポーツ復帰に向けてこれからがんばりたいと思います。
お互いスポーツを楽しみましょう!
初めまして!
股関節の状態はいかがでしょうか?
病院によって方針が様々だったり、研究が進みリハビリの仕方も変わってているみたいですね。
早く元通りにスポーツできることを祈っています。