初めてのフルマラソンのエントリーすると、レースで必要なものってなんだろう?ってなりませんか?
この記事では、ランナー歴10年の私がフルマラソンで必要なものをリスト化しそれぞの必要性について詳細に解説しています。
フルマラソンの持ち物
フルマラソンの持ち物リストを作成しました。各項目の解説はこの後に!
このリストは印刷できるようになっています。忘れ物チェックのためにぜひ印刷して使ってください。
スマホの場合はダウンロードして確認してください。
ゼッケンは必需品です。必ずレースで使うウェア装着して会場まで行きましょう。
基本的に、会場まではレースに出るウェアを着て移動することをお勧めします。レース前の更衣室はあまり期待できません。
その他の持ち物について詳しく説明していきます。
装備品
【必須】ゼッケン・計測チップ
都市型マラソンでは、前日、前々日にEXPOが開催されるので現地受付が多いため、ゼッケン忘れは少ないですが、地方大会になると事前発送の傾向のためゼッケン忘れの懸念があります。
心配な人は、届いた封筒ごと遠征バックに入れてしまいましょう!
※忘れても当日会場で再発行してもらえます(手数料はかかります(1000円程度))
ランニングベルト・ポーチ
エナジージェルやスマホを持ち歩く場合は、ランニングベルトやランニングポーチが必要です。その中でも、ランニングベルトは身体に密着するため揺れにくく収納力もあるためおすすめです。
私は以前、FlipBeltを使用していました。締め付けも適度なのにスマホとジェルを入れても揺れずにランニングの邪魔にならないのでストレスはありませんでした
スマートウォッチ
自分の走行ペースを測るために使用します。なくても走ることはできますが、マラソンはペースメイクが重要な競技です。
目標タイムがある人は必ず着用して自分のペースを確認しながら走りましょう。
フルマラソンを実際に走っているランナーが選んでいるランニングウォッチは「【おすすめ】市民ランナーが選ぶ!マラソンで使用してるランニングウォッチ紹介」で紹介しています。
私のおすすめは「Garmin ForeRunner165」です。価格が3万円台ですが、心拍計もついて初心者にはピッタリのランニングウォッチの機能を兼ね備えています。
ウェア
上下ウェア
上下ウェアは自身の好きなものを着用してOK。事前に着心地はチェックしておきましょう。(42kmも走ると擦れる可能性あり)
また気温によって着用するものを変更することも考慮しましょう。
ウェアの中でもランニングパンツにはおすすめがありますので紹介します。
ランニングパンツ
ランニングパンツはウエスト部分にポケットがついているタイプのマルチポケットパンツがおすすめです。
ポーチより締め付けが少なく、揺れないため長時間使用でもストレスがありません。
マルチポケットパンツがあればランニングベルトやランニングポーチを持たなくてもよくなります。
おすすめのマルチポケットパンツは「【おすすめ】マルチポケットパンツ」で紹介しています。
私はTHE NORTH FACEのエンデュリスレーシングショーツを使用しました。スマホとエナジージェルだけなら余裕で収納できます。
ランニングキャップ
日中走り続けることになるため、頭や顔の紫外線対策として使用します。頭皮の日焼け防止に最適です。
サングラス
紫外線による目のダメージ軽減に使用します。目の日焼けも疲労蓄積のもと!晴れのレースはもちろんのこと曇りの紫外線も侮れないため装着をおすすめします。
おすすめは、カッコよさと着け心地のいい「AirFly」とおしゃれな「goodr」です。
サングラスが似合わない!と思ってたけど「goodr」はサングラス初心者でも使えるデザインでした。
ランニングシューズ
ランニングシューズはレベルにより必要な機能が違います。自身のレベルにあったシューズを選びましょう。
おすすめのフルマラソン用シューズは「【おすすめ】市民ランナーが選ぶ!フルマラソンで使っているシューズ紹介」で紹介しています。実際の大会でよく見たブランドは「Nike」「アシックス」でした。
フルマラソンでは、走力別に各メーカー様々なシューズが発売しています。自分に合うシューズを使用しましょう。
アンダーシャツ
フルマラソンでは必須ではありませんが、サブ4以降で真冬の大会に出場する場合は着用しておいた方がいいでしょう。前半に温まった身体も後半の失速に汗がひき汗冷えが起こる可能性があります。アンダーウェアを着ていれば、汗による不快感や汗冷えが軽減されます。
おすすめのアンダーシャツは「【おすすめ】汗冷えを防ぐアンダーウェア」で紹介しています。
ウルトラ用に「ファイントラック」のタンクトップ型を購入し使用しましたが、フルマラソンでも使用したところ快適に走ることができました。
アームスリーブ(アームカバー)
フルマラソンは10月〜3月に大会が多く開催されます。アームスリーブは寒い季節には防寒着となるので1枚準備しておくといいでしょう。また日焼け防止の効果もあります。
おすすめのアームスリーブは「アームスリーブ(アームカバー)の着用メリットとおすすめ4選」で紹介しています。
エナジージェルやサプリメント
エナジージェル
フルマラソンでは、10km以降に給食が出てきますが給食だけではエネルギー不足に陥ります。そこで利用するのがエナジージェルです。エナジージェルは1個で100kcalあり30〜60分ごとに摂取するとエネルギー不足に陥る可能性は下がります。
おすすめ成分は「BCAA」「ナトリウム」です。
おすすめのエナジージェルは「マラソンレース中に使えるエナジージェル」で紹介しています。
飲む日焼け止め
飲むことで塗るタイプの日焼け止めと同じような効果は得られませんが、日焼けによるダメージを体内からケアを減らすために使用します。
少しでも日焼けのダメージを蓄積させないために使用しています。BCAAや鉄分などほかの栄養素も含まれている「サンパラソルアスリート」を使用しています。
ボディケア
ボディケアは、ウェアや皮膚の擦れ防止用クリームと日焼け止めが必須!
どちらも塗らないと皮膚のめくれや火傷状態で痛みを伴うことも…
ワセリンなどの摩擦対策クリーム
フルマラソンのような長い距離を走ると股ずれ、ウェアでの擦れが起こります。衣類と皮膚の擦れに対してはワセリンなどの皮膚保護剤で対策しましょう。足の指、股、脇…ウェアと皮膚、皮膚と皮膚が接するところにすべて塗っておきましょう。
フルマラソンでは「ワセリン」を愛用しています。股やスポブラのカップ部分、足の指に塗っています。塗ることによって擦れは全く感じません。
日焼け止め
日焼け止めは絶対必須です!日焼け止めは、日焼けによる体力消耗や肌の老化(シミ・シワ)を防ぎます。日焼けによる疲労はかなり大きいものがあるので、必ず日焼け止めは塗ってください。
日焼け止めの選び方は、SPF(50以上)・PAが高く、汗・皮脂・水に強いタイプを選ぶといいでしょう。
おすすめの日焼け止めは「【ランナー必見】日焼け対策とおすすめの日焼け止め紹介」で紹介しています。
私のおすすめはBiore UV Athlizmです。湿度や皮脂に強く、ニキビのできにくい処方になっています。
その他あって良かったもの
水分
大会の規模が大きくなるほど整列からレース開始前までの時間が長くなります。(30分〜1時間程度)。レース前の緊張もあり喉が渇きやすくなります。
また、レースが始まると最初の5kmくらいまではドリンクがないことが多いため直前まで水分補給ができるようにしておくと安心です。
ゴミは整列所やスタート直後にゴミ箱がある大会が多いので、必ずゴミ箱へ捨てましょう。
イヤホン
市民ランナーはイヤホンをつけて走行することが認められている大会が多いです。
(必ず大会要項を見てください。)
音楽を聴きながら気分を上げて走る人は必ず忘れないようにしましょう。
着替え
レース後、帰宅用の服は用意しておきましょう。汗を吸ったウェアのままだと冷えて風邪をひく可能性があります。
マラソンを走ると免疫力が低下するので、レース後は身体が冷えないような服装に着替えましょう。
汗拭きシート
マラソンはかなりの汗をかくので、レース後にしっかり拭き取って匂い対策!
ここからは必要があれば用意してください。特に女性は必需品になってくると思います。
最近使ってよかった汗拭きシートは「無印良品 大判ボディーシート 1枚入り(¥100)」です。
280㎜×560㎜と大判のシートで体中しっかりと拭けます。生地もしっかりとしているので、拭いている最中に破れることもありません。
クレンジングシート、基礎化粧一式(女性必見!)
レース後に着替え時に、日焼け止めを一旦リセットするためにクレンジングシートや拭き取り化粧水などで拭き取りをしましょう。
汗と日焼け止めをレース後何時間も放置しておくと肌荒れの原因に!
洗顔ができれば洗顔するのが1番いいですが、用意されているところは多くないです。
また、日焼けをすると肌のバリア機能も落ちるので、早めのケアとして簡単な基礎化粧を持っていくといいでしょう。
忘れ物をしないように!
この記事ではフルマラソンで必要な持ち物リストの公開とそれぞれの必要性の解説をしていきました。大会から案内されているもの以外で、実際にあってよかったものを紹介していますので初心者ランナーは大会に何を持っていったらわからないときは、ぜひ参考にしてください。